守口を通る鉄道路線の紹介

居住地にどの様な鉄道路線通っているかは、生活にとても影響を与えますよね。お仕事の面から見れば、職場の最寄り駅まで1本で行く事が出来たら時間の節約に繋がります。それ以外にもお子さんと電車に乗ったり遊びに出かけたりと、電車はそこで暮らす全ての人に影響を与える生活基盤です。ここでは守口を通る電車について書いていこうと思います。

守口市には、京阪本線・大阪メトロ谷町線・大阪モノレールの3つの電車が通っています。1つずつご紹介します。

●大阪空港と繋がるモノレール

守口を通る電車で1つ目にご紹介するのは、大日駅のモノレール!大日駅は大日イオンモール目の前の電車で、駅の名前に「もりぐち」は付いていませんが守口市にある電車です。

モノレールの路線図はこちら↓

モノレールHPより引用

https://www.osaka-monorail.co.jp/station

大日駅のモノレールは、門真市と大阪空港(伊丹空港)を繋ぐ北方面を結ぶ路線です。吹田方面の駅を結んでいる便利な電車で、個人的に1番好きな点は大阪空港に1本で行く事が出来るところ!出張や旅行によく行かれる方は、早朝でも乗り継ぎなく空港に行く事が出来るのはかなり嬉しい点ではないかと思います。

◇所要時間

モノレール線の所要時間はこちらです↓

モノレールHPより引用

https://www.osaka-monorail.co.jp/station

門真市~大阪空港までは40分で着くことができます。

◇さらに南へ延伸工事中

そんな大阪モノレールは現在延長工事中です。

門真市駅が終点でしたが、南にさらにおよそ9km伸ばし、東大阪市の中心部を走る計画だそうです。

終点予定の駅は近鉄奈良線と乗り換え可能になる予定なので、奈良に住んでいる方も空港に行くのがかなり楽になるかもしれません。

当初の完成予定は2029年でしたが、資材や人件費の高騰などにより事業費用が当初の786億円から更に約650億円増加する見込みになったため、4年延期することになっています。

出典:大阪モノレール延伸事業

https://www.pref.osaka.lg.jp/toshikotsu/osakamonorail-enshin/index.html

◇お得チケット

モノレール線にはエキスポシティや万博、大阪空港などの遊びスポットが沢山あります。お子様とモノレール線を利用して遊ぶ!なんて日は、是非このお得切符を利用してみてください。

大人は700円で1日乗り放題、お子様は300円です。これ以外にも多くの種類のお得なチケットが発売されています。モノレールは上空を走る、景色も楽しめる電車です。お子様も楽しく乗ってくれること間違いなし!

情報を味方につけてご家族と休日を満喫しましょう!

◇地下鉄~モノレール乗り換え

大日駅には地下鉄とモノレールがあります。地下鉄からモノレールへ行く際には2番出口を利用してください。2番出口から出ると、目の前にモノレール大日駅があります。

OsakaMetroHPより引用

https://www.osakametro.co.jp

●京都・滋賀と繋がる京阪本線

京阪沿線のマップはこちら↓

京阪電車HPより引用

https://www.okeihan.net/navi/spot/area

京阪沿線は、大阪と京都を結ぶ京阪電気鉄道の鉄道路線です。「京阪本線」という路線と、京阪本線と結ばれている各路線(鴨東線・宇治線・交野線・中之島線)のすべてを合わせて京阪線と呼びます。京阪本線は淀屋橋~京都市左京区の出町柳までを結びます。

つまり京阪は京都に一本でいける便利な沿線ということ!

◇運賃

2024年5月現在

淀屋橋駅~出町柳駅間で500円を超える区画は1つもなく、長い距離であればあるほどお得感があるような運賃設定になっています。

◇守口市駅 停車する電車

京阪本線には多くの種類の電車がありますが、今回は守口市駅に停車する電車をご紹介します。 守口市駅に止まる電車の種類は5つあります。

  • 快速急行
  • 急行
  • 準急
  • 区間急行
  • 普通

※通勤快急

※通勤準急

ここで注意していただきたい電車は、通勤快速急行と通勤準急です。この2つは朝のラッシュ時の時間帯には守口市駅を通過してしまいます。通勤電車が通っている時間帯は現在朝の7時~8時すぎまでです。守口から乗車する方はまず電車が停まらないので間違うことはありませんが、守口市駅で降りようと思っている方は朝早い時間は注意が必要ですね。

守口市駅発の時刻表はこちら

https://www.keihan.co.jp/traffic/station/stationinfo/040.html

京阪電気鉄道株式会社HPより引用

https://www.keihan.co.jp/traffic/station

~おまけ~

ちなみに、門真市駅には朝夕の区間急行と普通の各駅電車しか止まりません。2023年にオープンしたららぽーと門真・コストコの影響でかなり門真市を利用する人数が増えたように門真市民である筆者は感じますが、未だに優等列車は止まりません。門真市駅は年1回の京阪電車との会議で訴えてはいるようですが、いいお返事はもらえていないようです。もし優等電車を止めるとなれば、優等電車を止める為のホームを増築せざるを得ないので、なかなか踏み出せずにいるのかもしれません。

◇おトクなチケット

京阪線では各方面にそれぞれお得な切符が発売されています。

京阪沿線には京都や滋賀に加え、奈良方面に利用できるお得なチケットも多数発売されています。

是非ご活用下さい。

●東梅田まで1本!大阪メトロ谷町線

大阪メトロの路線図はこちら↓

大阪メトロHPより引用

https://subway.osakametro.co.jp/guide/routemap.php

大阪メトロ谷町線は、大日駅と八尾南駅を繋ぐ地下鉄です。この電車は東梅田や天王寺、天満橋などを経由する便利な線です。かく言う私も京阪線が一番の最寄り駅ですが、梅田や天王寺へ行くときは谷町線を利用しています。

始発は大日駅で、守口駅はその隣の駅なのであまり混むことなく座れる確率がかなり高いです。谷町線に通っている電車の種類は1本のみで、全ての駅に止まります。

朝の通勤時間帯(7時台)には1時間に17本の電車が約3分刻みで来るので、万が一乗り遅れてもすぐに電車がくるので嬉しいですよね。

平日7時台の守口駅の時刻表です↓

ジョルダンHPより引用https://www.jorudan.co.jp/time/timetable/%E5%AE%88%E5%8F%A3/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E8%B0%B7%E7%94%BA%E7%B7%9A/%E5%A4%AA%E5%AD%90%E6%A9%8B%E4%BB%8A%E5%B8%82/

◇大阪メトロお得なチケット

「定期券は持ってないけど、意外と大阪メトロ使うんだよなあ」そんな方に、お得な「フリースタイル」という割引が効く乗り方があります!!

「フリースタイル」というのは、PiTaPAを利用してOsakaMetro・大阪シティバスに乗ると自動で10%オフになるというもの!

更に学生・シニアの方は更にお得になります!

「通学の定期券では持っていないけど、遊びに行くときによく利用する」という学生のお子様がいらっしゃる方にもおすすめのサービスです。

一般・学生・シニアのそれぞれの割引額がこちらになります↓

大阪メトロHPより引用

https://www.osakametro.co.jp/pitapa/simulation

ちなみに一般・大日~東梅田区間 の条件でシミュレーションを行うとこのようになります。

通常の支払いだと290円の運賃ですが、PiTaPaで支払うと割引されて261円になりました。学生・シニアの方は登録が必要になりますが、一般の方は登録の必要もなくPiTaPaが届いたらそのまま使うだけで自動で割引されていきます。簡単で常にお得に利用できるサービスなのでぜひご活用ください。

谷町線だけではなくすべての大阪メトロ全線で利用できるサービスになります。

大阪メトロHPより引用

https://kensaku.osakametro.co.jp/pitapa-mystyle

●まとめ

こちらが今回説明させていただいた、守口を通る路線の駅のおおまかな箇所です↓

このように守口には便利な路線が3つ通っています。

京都のイメージが強い京阪電車ですが、実は滋賀県へも繋がっています。滋賀と繋がっている「京津線」と呼ばれる線は、実は日本でここだけの特殊な路線ってご存知でしたか?京津線が通る道は地下鉄~地上、そして日本最長の路面電車としてレールを敷かれています。地下鉄へと繋がる路面電車は日本でここだけです。地下、地上、路面の3種類を同一車両で走る電車としても、日本でここだけの特殊なものです。ちなみに路面電車のように道路上に線路を敷く場合、車両の長さは法律で30m以下と定められています。路面電車を見たことがある方は思い出してみてください。確かに路面電車はかなり短い!1両編成や2両編成しか見たことない。ですが京津線の電車はなんと4両編成の66m!!法律で定められた倍以上の長さで道路上を走っています。様々な設備や工夫を施して、この路面電車を実現したとのこと。

ここまでで既に特殊な京津線ですが、地上を走っている時もかなり特殊です!実は地上を走る区間は「登山電車」と呼ばれるほどの道なんです。通常では許可が下りないほどの急勾配とカーブの道を通って、山を越えていきます。法令で定められた勾配は40パーミル以下ですが、京津線では最大で61パーミルの急勾配な坂道が存在します。(1パーミルは1000m毎に1m登る傾斜)まさに電車登山ですね!

  • 地下鉄を走れるように、床下や天井の危機器をコンパクトに設計、
  • 路面を走る際、車から見えやすい様に車体側面左右12個ずつ車幅灯を設置、
  • 地上の急勾配に対応する為に、全車両を電動車に。(万が一ユニットが故障しても走行可能なレベルの力強さ)
  • 加えて京都市交通局線内(地下線)を走る際には自動運転が可能。

たくさんの工夫が。

こんなハイテクな電車あっていいんですか?と言いたいくらいの高性能さ。

こんなに高性能でハイテクな車両、費用はどのくらい??と思いますが、金額は非公開とされています。1m辺りの車両価格については新幹線を超えると言われているそう。ちなみに新幹線の1両あたりの値段は約3~4億だと言われています。

どこか行きたいな~、電車で旅したいな~、と思った時に是非滋賀県へと繋がるこの京津線に乗ってみてはいかがでしょうか。